たこすのunity雑記帳

unity初心者がunity関連の備忘録として書いています。

「グノーシア」という名の神ゲー

おわび

五目並べを作りたいとか宣っておきながら、ここ2ヶ月は完全にゲーム制作とブログ執筆をさぼっていました。

ここにお詫び申し上げます。ゴメス!

 

さて、おわびも済んだところで。

さぼっていた理由ですが、タイトルの通り「グノーシア」というゲームにハマっていたからです。

 

ゲーム制作とは直接関係しませんが、せっかくなので布教紹介したいと思います。小規模であろうゲーム制作サークル発で

ここまで売れたゲームもそうそうないでしょうし、そういう意味でも参考になると信じて疑わない姿勢です。

ネタバレなしでお届けしますぜ旦那ァ!

 

「グノーシア」ってどんなゲーム?

一言で言うと「人狼ゲームを題材にした一人で楽しめるSFループものアドベンチャーゲーム」です。

本物の人狼ゲームとは異なるシステムもあり、人狼ゲームとこのゲームでは面白さのベクトルが全く異なるように思います。

人狼ゲームは自分が死んでも所属する陣営が勝利すれば良いのですが、「グノーシア」では自分が行動不能

(コールドスリープ、グノーシアによる襲撃等)になった時点でそのゲームが終了してしまいます。

つまり、人狼ゲームとは異なり、なるべく自分が生き残る立ち回りをする必要があります。

心理戦、ロジックよりも自身の生存戦略が重要になってきます。

また、ステータスの概念があるので、人狼ゲームが苦手な人でもループを重ねることで勝ちやすくなるシステムになっています。

敷居の高い人狼ゲーム風であることから、随所に人狼初心者への配慮が感じられる点も好感が持てます。

(ホラー要素が苦手でなければ)割と万人におすすめできるゲームです。ぜひみんなやろう!

 

「グノーシア」のストーリー展開

主人公は隔離された宇宙船の乗員のひとりとして乗員に紛れ込んだ、人間を消していく謎の存在であるグノーシアを議論で排除していきます(ゲームを進めると自分がグノーシアになったりもできます)。

しかし主人公とセツの二人は時間をループしており、二人でループをする原因とループからの脱出方法を探していくことになります。

グノーシアとは何なのか、なぜループした先には必ずグノーシアが潜伏しているのか、なぜ主人公とセツしかループしていないのかなど、

多くの謎が解き明かされていく展開が面白く、主人公以外の登場人物の背景事情やキャラ同士の掛け合いなどもあいまってとても秀逸なストーリー展開です。

 

「グノーシア」のループ毎の流れ

話し合い、投票で誰をコールドスリープさせるか決めるパート(「吊り」パート)

→自由時間に1度だけ誰かに会いに行けるパート(人狼ゲームにはないパート)

→夜時間にグノーシアが襲撃先を選んだりなんやかんやするパート

→翌日になって話し合い、投票で(以下略)

グノーシアが0人になるか総数の半分以上になると1ループが終了して、次のループに進みます。

その際に経験値が入って、自由時間に能力をアップさせることができます。

 

「グノーシア」における役職

「グノーシア」は宇宙船での話し合いが舞台なので、人狼ゲームでの役職と呼び方が違います。

が、中身はまんま一緒です。

まず、人間側から。

  • 乗員・・・いわゆる「村人」。能力のないただの人間です。
  • エンジニア ・・・いわゆる「占い師」。話し合いが終わってから一人を調査してグノーシアかどうか調べられます。調査対象がバグだった場合、バグが消滅します。超重要役職。
  • ドクター・・・いわゆる「霊能者(霊媒師)」。話し合いでコールドスリープさせた人がグノーシアだったかどうか判別します。人狼ゲームだと進行役になったりローラー(名乗り出た人を全員吊ること)されたり大変な役職。
  • 留守番・・・「共有者」とか「双子」に該当する役職。片方が名乗り出たらもう片方も名乗り出る必要がありますが、(このゲームにおいては)確実に人間であることが分かります。すぐ襲撃されて死ぬ役職。
  • 守護天使・・・いわゆる「狩人」。指定した一人をグノーシアの襲撃から守れますが、自分は守れません。本来なら役職持ちを守るのが筋ですが・・・イベントを進めるのに便利な役職です。

次に、グノーシア側。

  • グノーシア・・・いわゆる「人狼」。夜時間に襲撃先を選んで一人消滅させることができます。エンジニア、ドクターになりすますことも可能。味方のグノーシアが消し先を提案することもありますが、決定権は常に自分です。守護天使ィ!クソォ!!!ってなりがち
  • AC主義者・・・いわゆる「狂人」。人間ですがグノーシア側を勝たせるために行動します。基本的にエンジニアかドクターになりすましますが、死んだらループ終了のこの世界ではあまりにも勝ちづらい役職です。つらみ

最後に、第三者陣営です。

  • バグ・・・いわゆる「妖狐」。バグが生き残っているうちに終了条件を満たすとバグの勝利になります。グノーシアに消されないがエンジニアに調査されると消滅します。物語的にもイベント的にも重要な役職ですが、勝ちづらい役職でもあります。

 

これらの役職同士で話し合い、ループを繰り返して、自由時間に発生するイベントを見ることで

物語を徐々に進めていくゲームになっています。

 

「グノーシア」におけるステータス

夕里子様のステータス。っょぃ。

「グノーシア」には人狼ゲームと違い、6つのステータスがあります。他のブログの方も見ても優先的に上げるべき

ステータスは2つです。僕はどちらも上げなかったので序盤苦労しました(笑)

  • カリスマ・・・自分の発言に賛同してくれる人が増えます。敵側のカリスマが高いと厄介。「名乗り出ろ」は必須級です。
  • 直感・・・嘘つきを見抜く能力。デュワーンって音とともに「○○は嘘をついている」って出ます。直感の高いキャラが疑う相手は要チェック!
  • ロジック・・・皆に対する説得力が上がります。攻撃力に近いステータスかな?序盤はあんまりいらないかも。僕はこれを真っ先に上げました()
  • かわいげ・・・誰かに疑われたときにコールドスリープされにくくなったり、反論してくれる人が増えます。困ったらまず上げといて損はない能力。
  • 演技力・・・グノーシア側やバグの時に必要な能力で、嘘がばれにくくなります。演技力とステルスが高いキャラがグノーシアだと脅威。
  • ステルス・・・グノーシアから狙われにくくなったり、発言しても目立ちにくくなります。これが低いとすぐ襲撃されて終わる哀しみを背負う。

簡単に言えば「かわいげとステルスをまず上げると楽だよ」ってことです。でも・・・自分が上げたい能力を上げればいいんです!

RPGは早く攻略すればいいってもんでもないと僕は思ってます。

やりたいようにやれる、ステ振りの自由度もゲームの面白さの一種だと思いませんか?

 

長くなってきたのでキャラ紹介は別の記事にします。

イカよろしく!